UMLの概念と利用方法に関する知識を認定する試験です。
UMLの標準化団体であるOMG(Object Management Group)が認定する世界共通の技術者認定プログラムです。
OMG認定UML技術者資格試験、OMG-Certified UML Professional
の頭文字をとって、通称は『OCUP』です。
次のように3つのレベルがあります。
| ・ファンダメンタル | 基礎レベルとして、UMLで使われる用語や限られたダイアグラムに関する知識・能力を認定 |
| ・インターメディエイト | ファンダメンタルで出題されないダイアグラムやUML 2.0の知識・能力を認定 |
| ・アドバンスト | 主にメタモデルを中心としたUML全般にわたる知識、理解能力を認定 |
合格後、1ヶ月以内に認定証書と認定カードが送られてきます。
また、名刺などに印刷できる認証ロゴのありかを教えてくれます。
関連書籍の紹介はこちらです。
|
![]() |
| Section Analysis | Total Questions |
Number Correct |
|---|---|---|
| 1. Class Diagrams (Basic) | 24 | 18 |
| 2. Activity Diagrams (Basic) | 16 | 14 |
| 3. Interaction Diagrams (Basic) | 16 | 15 |
| 4. Use Case Diagrams (Basic) | 16 | 13 |
| 5. Miscellaneous basic notions | 8 | 6 |
| 8. Profiles | 7 | 5 |
![]() |
![]() |
ファンダメンタルでは全てのダイアグラムが対象ではなく、必須で使うものに絞られている点が現実的だと感心します(ユースケース図・クラス図・シーケンス図が主)。
普段UMLを使用している人にとっては決して難しくはありません。個々の定義の再確認にもってこいの試験です。
UML記述の正確な知識が身につきます。
問題も変なひっかけなどはありません。
暗記の試験と言ってしまえばそれまでですが、この知識を元に多くのダイアグラムを記述すれば、UMLの有効性が再認識できると思います。
それにしても受験料は\31,500・・・。受験の意思決定に相当な決断力を要します。絶対に一発で合格しないといけません。
|
![]() |
| Section Analysis | Total Questions |
Number Correct |
|---|---|---|
| 1. Composite Structure Diagrams (Intermediate) | 10 | 4 |
| 2. Component Diagrams (Basic) | 11 | 5 |
| 3. Action Model (Intermediate) | 7 | 4 |
| 4. Activity Diagrams (Intermediate) | 10 | 7 |
| 5. Interaction Diagrams (Intermediate) | 11 | 5 |
| 6. State Machines (Behaviral) | 11 | 4 |
| 7. Deployment Diagrams (basic, without Components) | 3 | 3 |
| 8. Profiles | 7 | 5 |
![]() |
![]() |
| 株式会社ストラタジーナム プロマネBlog | ブログ形式で「UML中級講座」を連載しています。OCUPインターミディエートに対応しており、 範囲の広いインターメディエイトを広くカバーしています。 |
とにかく多くの図、そしてそれぞれの図の広い範囲が出題されるので、何度でも本を繰り返し読むことが必要です。
本の暗記だけでは合格は非常に厳しいです。
本の内容が一通り頭に入ったら、その内容から実際にUMLでいろんな事象を記述するなどして、
そこからどうなるか、一歩先を少しでも考えるような勉強方法が必要だと思います。
応用的問題が多く出題されました。
アクションについては、「株式会社ストラタジーナム プロマネBlog」の該当部分のみで対応しました。 概要を覚えただけですが、半分は正解できました。
正直試験の内容はあまり覚えていません。
というのも、時間に全く余裕がなかったからです。
本当に途中で何度もあきらめそうになったし、最後の数十秒までがんばったけど、本当に落ちたと思って終了ボタンを押しました。
そこへ結果が表示されて「合格しました」だったか・・・。うれしさよりも、「え・・、そうなの・・?」って感じでしばらく放心状態でした。
疲れました。マジで。。
本など一通り読破したつもりだったのですが、どれも覚えてたっぽくて覚えてない、見覚えはあるが答えきらない。 今まで勉強していたことは、全体が半音ズレていたかのような、そんな感覚でした。
勉強の仕方をどこをどう変えればもっと高得点が取れていたのかはわかりません。
合格点が異様に低い(44%)試験ですが、決して楽な試験ではありません。
けれども、どうも問題がわかりにくいのは確かです。なんかしっくりこないというか、何を言っているのか理解できないような。。
もうすこしわかり易い(簡単という意味ではなく)問題にして合格点を上げた方が、試験的にはいいんじゃないのかなー、なんて思いました。
本は先にあげた2冊のみで勉強しました。2冊とも非常に良い本だと思います。
対策本がない試験を受けたのはこれが初めてでした。
|
![]() |
| Section Analysis | Total Questions |
Number Correct |
|---|---|---|
| 1. Class Diagrams (advanced) | 3 | 2 |
| 2. Composite Structure Diagrams (advanced) | 6 | 1 |
| 3. Component Diagrams (advanced) | 3 | 1 |
| 4. Action Model (advanced) | 6 | 4 |
| 5. Activity Diagrams (advanced) | 8 | 6 |
| 6. Deployment Diagrams (with Components) | 8 | 6 |
| 7. State Machine Diagrams (Protocol state machine) | 6 | 2 |
| 8. Miscellaneous Advanced Constructs and Diagrams | 6 | 3 |
| 9. Language Architecture | 6 | 6 |
| 10. Object Constraint Language | 6 | 5 |
![]() |
![]() |
![]() |
| OCUPでUMLマスター | OCUPアドバンスト取得者によるOCUP取得のためのページです。 アドバンストの試験範囲を中心にまとめられていて、とても参考になります。 |
| 花好き羊の幸せ |
花好き羊さんが、OCUP取得に向けてから取得までの過程をブログで公開しています。
合格までのプロセスなどが細かく丁寧に書かれており非常に参考になります。
ブログは終了されてしまいましたが、UML関連は削除せずに残してくださっています。 |
上記の本とサイトを中心に勉強しましたが、各セクション毎にお勧めするのは以下の文献です。
| Section Analysis | 参考になった 文献 |
一言 |
|---|---|---|
| 1. Class Diagrams (advanced) | ・その場でつかえるしっかり学べるUML2.0 | 左記の本のよりもさらに踏み込んだ問題だったような気がします。 |
| 2. Composite Structure Diagrams (advanced) | ? | 何がなんだかわかりませんでした。少なくとも本だけの知識では対応しきれないと思いました。 |
| 3. Component Diagrams (advanced) | ? | 何が出題されたのか・・・?覚えていません。 |
| 4. Action Model (advanced) |
・OCUPでUMLマスター ・UML2.0仕様書(日本語) |
アクションの概要とメタモデル図をリンクして理解する事が大切です。 |
| 5. Activity Diagrams (advanced) |
・OCUPでUMLマスター ・その場でつかえるしっかり学べるUML2.0 ・UML2.0クイックリファレンス |
左記本でアクティビティー図の内容を理解することと、メタモデル図で各要素の属性、関連なども理解しておく必要があります。 |
| 6. Deployment Diagrams (with Components) | ・UML2.0クイックリファレンス | 表記的な問題が多かったです。点がとりやすい所だと思います。 |
| 7. State Machine Diagrams (Protocol state machine) | ・UML2.0クイックリファレンス | 範囲は狭いのですが、問題の問い方が難しく、理解できませんでした。 |
| 8. Miscellaneous Advanced Constructs and Diagrams | ・その場でつかえるしっかり学べるUML2.0 | 意外と深い内容まで問われたような気がします。本の内容+αが必要だと感じました。 |
| 9. Language Architecture |
・その場でつかえるしっかり学べるUML2.0 ・独習UML 第3版 |
UMLとは?という点や、構成を正確におさえておく必要があります。 |
| 10. Object Constraint Language | ・UML2.0クイックリファレンス | 基本的な内容が問われました。左記の本を熟読した上でOCLの役割が理解できれば大丈夫だと思います。 |
この他全体を通して必要なのは、出題範囲に記されているメタクラス図です。
出題範囲に、UML仕様書(英語)のどの図であるかが書かれています。
仕様書は こちら から入手できます。
対策としては、何より出題範囲に書かれているメタモデル図を常に見ておくことです。 メタモデル図に慣れてくると、いろんな書籍で言葉で書かれていることよりも、UMLでUMLを端的に表現されていることがわかり、頭に入ってきます。
出題のセクションによって、内容を理解していれば答えられる問題と、そこからさらに一歩深く問われるものがあります。 それがセクション毎の正解率に表れているように思います。参考にして下さい。
やはり先にあげた本の内容くらいはさらっと答えられるくらいにはなっておかないと厳しいと思います。
(それ以上を問われるので)
複数選択問題(回答のチェック数は指定あり)もあるので、何につけても正確に覚えておく必要があります。
難しかった。。というのが感想です。
けど、自分的にはインターメディエイトの方が厳しかったように思います。
本の紹介としてあげていますが、「オブジェクト制約言語 OCL」と「UML2.0仕様書」は手元にあった方がいいけど、特に購入しなくても対応できると思います。
(ただ、あった方が気持ち的に安心かも・・)
となるとアクションについては文献がありませんが、「OCUPでUMLマスター」
のサイトで非常によくまとめられていらっしゃるので、こちらで十分だと思います(これで不安なら英語の仕様書)。
OCLについては、「UML2.0クイックリファレンス」の該当章をしっかり読んでいれば十分対応できます。
試験の範囲は公式サイトの出題範囲に忠実だと思いました。
しかし、本自体に書かれている内容は一通り理解していたつもりで受けてのこの点数。
本の内容+αが必要です。本の内容を覚えるだけでなく、だからこうですよね?的問い方です(?)。
本の内容を理解した上で自分でいろいろ考えてみることをしていたらもう少し点が取れていたと思います。
それが出来ていない(そういう問い方をする)セクションは非常に点数が良くないことをはっきり認識させられました。
やはり、問題がどういう問い方をしてくるかが全くわからないというのが、つらいですね。
試験前になっても、自分が十分合格できるレベルなのか、まだまだな位置にいるのかわからないので。
試験の前半に正解率の良くないセクションが続いて、あまりに答えが導き出せないので試験を投げ出しそうになりましたが、
3万円の重圧が集中力を持続させてくれました。(高い・・→もちろん自腹)
最後は、ディスプレイに向かって祈った後試験終了のボタンを押しました。
棒グラフが半分より右まで伸びていたので、「ぁ、やったぁ・・・!」と小さくガッツポーズ!です。
「なんだよぉ・・」といいたくなるような問題もありますが、アドバンストにふさわしい難易度の問題だったように思います。
やはり願うのは、「UML2.0仕様書」として日本語版が出ていますが、日本語としての用語の統一がされていないのが気になります。
「状態機械」には戸惑いました。。
今年受けた試験の中で一番達成感得られた試験でした。
OCUPの認知度は徐々に高まっていると思いますが、もっと広がり、スタンダードな試験になっていってもらいたいと思います。
|
OMGによって監修された技術者必携の書。と公式サイトでは紹介されていますが、学習用には変に難しく書かれています。
厳密に定められているUML2.0仕様書からの抜粋が使われているのでは(想像)と思います。初めてUMLに関わる人には敷居が高いです。 巻末のFundamental対応模擬問題は◎です。 |
|
問題集としては非常によく出来ています。この問題集を繰り返し解いていればまず大丈夫!
選択問題は正解を選ぶだけでなく、全ての選択肢について考察すればより力がつくことでしょう。 ファンダメンタルの試験対策にはお勧め! |
|
とても読みやすいUMLの学習書です。基本的な内容が多いので、UMLをはじめたばかりの人にお勧めです。 辞書的な使用もできるので1冊置いておくと役に立つでしょう。 UMLの記述と、それプラス、それをどう使用するのかという点も後半に記載されています。 試験の対策に使うにはちょっと力不足かもしれません。 |
|
UML2.0について分かりやすく説明されています。文章的にも非常に読みやすく、自然に読めて頭に入る感じです。 試験の為の対策に利用しても、実践での参考書としても使える良本です。オススメ! |
|
UML2.0について、各ダイアグラム毎に詳しく説明されています。内容も、初級・中級・上級と分けられています。
1つ1つを項目別に端的に内容をまとめてあります。400ページ弱が表記法編、後の100ページ位が実用編となっています。 |
|
OCLに関する専用書です。アドバンストの試験範囲ではこの本までの内容は問われません。 この本は購入しましたが、試験前には開くことはありませんでした。 試験勉強には使用しませんでしたが、実際のUML記述の際に役に立つ一冊だと思います。 |
|
UML2.0仕様書の日本語版です。原版は無償とはいえ英語なのでとても読めません。まさに救世主的な一冊です。
この本はアドバンスト受験の10日前に購入しましたが、日本語が少々読みにくく、
試験の対策として役に立ったかというと、アクション以外は使用しませんでした。
「ステートマシン」⇒「状態機械」など、訳がしっくりきませんでした。 |